タロットカードは並べた順に読まなくてもいいんです


タロットは、カードの枚数が多くなってくると、読み取りが難しくなってきます。

まー当たり前ですよね(^^;

授業では、各スプレッド(展開法)を学ぶとき、まず並べ方、次に読み取り方と進んでいきます。

その時に、知っていると読み取りがしやすくなるコツがあるんですね。

私もそうでしたが、初心者さんは、カードを並べた順に読み取りを進める傾向があるようです。

でも、そうやっていると、途中でよくわからなくなってくることがあるんです。

例えば、「ケルト十字法」を見てみましょう。



並べる順番に番号を付けています。(並べ方は何通りかありますが、授業ではこの並べ方を採用しています)


①現状
②対応策
③潜在意識
④過去
⑤顕在意識
⑥未来
⑦立場
⑧周囲
⑨願望
⑩最終結果

これを並べた順に読んでいくと、①現状の次に②対応策を読むことになります。

正直、現状を一枚読んで、それで対応策をキレイに読めといわれても、とても難しく感じます 。

で、次に③潜在意識を読んで、④過去とか、なんかあちこちに飛んで、よくわからなくなりますよね。

もちろん、それで読み進めても問題ないのですが、よくわからない時は、飛ばして次のカードを読んでも構いませんよ~、と授業では教えています。

タロット占いは、最終的に全体として矛盾のない内容になれば、カードを読む順番はさほど問題ではありません。

あなたが、もし、並べた順番に読んでもカードをうまく読めない、内容が繋がらないというのであれば、自分が読めるカードから読んでみて。

パシッと入ってくるカードを優先して読んで、それから残りのカードをじっくり読み、最終的につじつまを合わせていくのです。

自分のスタイルで読めるようになるまでは、カードを読む順番を変えてみたりと、いろいろ試してみましょう。

そういう工夫が上達につながりますので!

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