展開したカードの小アルカナから問題の解決度をみる方法
今回は、タロットで占う時、ケルト十字法やヘキサグラム法など、枚数が多い展開法の場合に使える方法です。
タロットカードをフルデッキ(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚)で占う時、小アルカナの数カード(2~10)が出てくることがありますね。
この数カード、どの数字のカードが出ているかによって、問題の解決度を知ることができます。
これは、数カードが1~2枚出ている時より、少し多めの枚数(3、4枚以上)出ている時向け。ちなみに、エースは特別なので除きます。
では、具体的にどう見るのかというと、数カードの数字で見ていきます。
数カードの小さい数字(2~4)が多い時は、問題の解決にまだ取り掛かっていないか、進展度は低い。
5~7の数カードが多い時は、問題の解決に向けて動いているが、具体的な目処はまだ立っていないか、流動的である。
8~10の数カードが多い時は、かなり問題の解決に近づいていて、ほぼ終わりが来ている。
と、ざっくり掴むことができます。
例えば、ケルト十字法は10枚のカードを使いますが、その中に数カードの8~10のカードが3、4枚あったなら、その問題は、かなり解決に近づいていると読めます。
これは、あくまで「ざっくりとこんな感じ」で読み取ってください。 数字のくくりも、あくまで目安です。
ちなみに私は、中くらいの数字が4~7くらいまで広がってもアリかな、という印象です。
タロット占いをするうえで大事なのは、その時に出たカードを全体で読んで、最終的に矛盾のないストーリーを作ること。
タロットカードは、細かく読むことも大切ですが、まずは「ざっくりとどんな感じなのか」を掴むことが大切だと思っています。
占っていて、数カードが多く出た時の読み取り方法として、参考になさってくださいね 。
タロット・数秘術の鑑定
タロットと共に鑑定する数秘術では、誕生日とお名前からその人に宿る才能や資質、使命、運気の流れなどを読み取り、「その人が生きるべき道」を知ることができます。
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